「1Q84」
今しがた 「1Q84」を完読した。
5月30日に購入し、ぐずぐずと読んでいた。
正直、読まねばならない本や、使うべき時間が、僕の廻りは、
山積していた。
村上春樹に出会ったのは、20年以上前、
多くの読者がそうであるかの如く
「ノルウェイの森」を読んだのがきっかけだった。
僕は、訳あって今、学生だが、40年近く前に、三島由紀夫が
あの市ヶ谷の自衛隊の基地で自決する前に書いた4部作
「豊穣の海」をむさぼる様に完読したのと同じであった。
それはチョット幻想的で、美的で、セクシーで暴力的な自虐を伴っていた。
僕はもっと早くに「1Q84」を読破すべきであった。
「豊穣の海」の時もそう思った。
でも、これが僕の宿命だったのだろう。
「1Q84」は「ノルウェイの森」や同じく村上春樹の「ねじまき鳥のクロニク」を
2回も3回も読んだのと違い、三嶋由紀夫の「豊穣の海」と同じく2回目を読
む機会を持たないかも知れない・・・。
僕は「1Q84]の主人公の「天吾」と「青豆」の結末を予想した。
少し長編作品であるが時間に関係なく、これらの作品を一機に、むさぼる様
に読破した。僕にとってこの忙しい時期に!
「天吾」や「青豆」が誰かに伝えたくて伝えたくて、でも躊躇したように
僕も、今の気持ちを何人かの特定な、または宿命的に
今後、邂逅するだろう他人と共有したいと思っている。
「1Q84」や「豊穣の海」がその時代の申し子の傑作である
とも思うので!


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