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2009年7月11日 (土)

「1Q84」

今しがた 「1Q84」を完読した。

5月30日に購入し、ぐずぐずと読んでいた。

正直、読まねばならない本や、使うべき時間が、僕の廻りは、

山積していた。

村上春樹に出会ったのは、20年以上前、

多くの読者がそうであるかの如く

「ノルウェイの森」を読んだのがきっかけだった。

僕は、訳あって今、学生だが、40年近く前に、三島由紀夫が

あの市ヶ谷の自衛隊の基地で自決する前に書いた4部作

 「豊穣の海」をむさぼる様に完読したのと同じであった。

それはチョット幻想的で、美的で、セクシーで暴力的な自虐を伴っていた。

僕はもっと早くに「1Q84」を読破すべきであった。

「豊穣の海」の時もそう思った。

でも、これが僕の宿命だったのだろう。

「1Q84」は「ノルウェイの森」や同じく村上春樹の「ねじまき鳥のクロニク」を

2回も3回も読んだのと違い、三嶋由紀夫の「豊穣の海」と同じく2回目を読

む機会を持たないかも知れない・・・。

僕は「1Q84]の主人公の「天吾」と「青豆」の結末を予想した。

少し長編作品であるが時間に関係なく、これらの作品を一機に、むさぼる様

に読破した。僕にとってこの忙しい時期に!

「天吾」や「青豆」が誰かに伝えたくて伝えたくて、でも躊躇したように

僕も、今の気持ちを何人かの特定な、または宿命的に

今後、邂逅するだろう他人と共有したいと思っている。

「1Q84」や「豊穣の海」がその時代の申し子の傑作である

とも思うので!

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